病気との付き合い方が変わってきた。それは自然なこと、自然な成り行きである。
3年前は、向き合わなくちゃ、向き合う時間をつくらなくちゃと思っていた。
5年前は、真正面から向き合ってた。
10年前は、あんまり自分の病気って感覚がなかった。
今は、どうだろう。
時々考えるけど、日常にどんどん埋もれていってる感じ。埋もれているより紛れていく感じ?
生活も仕事も変化して、私自身が変化していってるから、自然なことだと思う。
ここ最近、病気を風化させていいんだと思えるようになった。
病気を、というより病気の経験を。
自分が選んだ手術という道が失敗したことに対して、それを覆すのではなくて、それはそういう経験と風呂敷で包んで置いておく、くらいでもいいのかなーと。
川や海の石が変わっていくように、心のトゲもまるくなってよいのだと。
私の記憶も、おぼろげになっていくのを愉しむくらいでよいのではないか。
取り返しのつかないことを真面目にとらえすぎて疲れたこともあったけど、今は、少し緩められるようになったのかも。
病気との付き合い方、向き合い方の変化も情報をまとめたいな。
これから病気と付き合う人の何かしらのヒントになるんじゃないかって。